子宮筋腫(転院先のS医大通院&検査編)☆S医大初診♪週末をひさびさの家で過ごし、月曜早朝からR病院の紹介状を持ってS医大へ ピコがついて来てくれました。(さすがに中待ち合いまではちょっと・・) 初診の受付で診察券等をを作成してもらい、産婦人科外来受付へ。 診察カードが出てきて、受付モニターに自分の診察カード記号が出るまで待つ。 ここの病院は、予約以外は曜日ごとに初診外来担当医師が決まっている。 (ちなみに・・・予約なしで行くと自動的に初診外来に回されます) インターネットで今日担当の先生を調べていた。 どんな先生だろうと、どきどきして待ってました。 受付モニターに自分の診察カード記号が出ます。 記号が出たら産婦人科中待ち合いへ、中に入ると妊婦さんがたくさんいました。 産婦人科は、どこでもそうなんですが・・・ う~ん、なんかここで待つのいやだなぁ~と思いました。 外来看護婦から一応、血圧と脈拍を測っておくように言われたので備え付けの機 械で測る。(産科の方は必ず測ってました。(体重も)) 140台だったと思う・・・もともと血圧が高い方だけど、緊張していたせい かさらに数字はアップしていた。 1時間くらいでしょうか?やっと名前が呼ばれた。 この日の初診外来担当はY先生だった。 パソコンに向かって紹介状を元にキーを打っていく。 「うわぁ~これが大学病院!すごいなぁ~」と単純にびっくり。 とりあえず、Y先生は私の話を聞きながらそれに添って軽快にキーを打っていく。 (今、飲んでる薬とかいろいろですね) 『じゃあ、とりあえず内診しましょうか・・・』と別室の内診室へ。 緊張が一番高まる・・・内診はすっごく苦手。 ここの内診台は、私にとっては画期的~! 下着を取って椅子に座ると、看護婦さんの「大丈夫ですか~?」の確認と共に椅 子が90度回転~(@_@)し体がななめに。 しかも、自動で足の部分も開く(ちょっと生々しくてすみません・・・) 『筋腫が子宮内にあるね。これじゃあ、出血はひどくなるのは無理ないね。ただ、 minikoさんの場合は内視鏡手術ではちょっと無理で開腹になると思う。MRIで くわしい場所を確認したいので次回、検査をしましょう。最終判断は、T先生の (教授)診察を受けてから。手術なんだけど、う~ん!年内はもう一杯だけど早 めの方がいいね』と、木曜日の検査&外来を予約された。 「今日は血液検査をしてから帰って下さい。」と言われ2階にある血液検査室に 行き本日の診察は終了。 前の病院で止血剤と鉄剤をもらっているので、今回薬はなし。 次回は、あのうるさいと噂(?)のMRI検査でございます。 そしてこの後、久々に会社に行き部長から「月末の支払いどうにかしてくれ~」 と泣きつかれた為、この週の水曜日11月20日に早々と仕事に復帰するのであ りました。 ☆MRI検査&教授診察 仕事復帰した次の日だったんだけど、MRI検査と教授診察を受けに病院へ。 診察はMRIが終わってからだったので、早速同意書(検査の結果によっては 造影剤を飲む場合があるのでこれが必要だそうです)を提出してMRI検査室 で待つことに。30分くらい待ちましたかね~(マンガ1冊読めちゃった) 名前を呼ばれ、まずはロッカーに案内され検査着に着替える。 「minikoさ~ん」再度、名前を呼ばれ検査室に案内される。 「おはようございます!検査を担当する○○です。今日はお腹の方の写真を撮 ります。じゃあ、ここから上がって下さいね」踏み台をのぼり、検査ベッド( っていうのかな~?)に寝る。お腹のところに座ぶとんみたいなのをのせ、体 を固定するために3ケ所くらいベルトで縛られる。 「気分が悪くなったらこれを押して下さいね~」と持たされたモノ・・・ 何度もパフパフってやりたい衝動を抑え~(笑)いざ、検査! スピーカーから先生の声が「じゃあminikoさん、ベットが動きます」す~っと ベットが動き、空洞の中に首までが入る。うん、たしかに圧迫感はあるな。 「では、2分ほど工事中のような大きい音がします。」 『コツ、コツ・・・』なんだか指パッチンの不発みたい。 『ガガガガガ・・・・ゴゴゴゴゴ・・・ビビビビビ・・・』と聞いてはいたが ホントに工事中のような音。でも、思ったよりも大きな音じゃない。 だけど、音を聞いていると曲調(?)というか波長がどうもおかしい。 もう、お腹をかかえて笑いそうなくらいおかしい・・・(爆) そんな感じでもう2セットほどを体験し、造影剤を飲まずに無事検査終了。 意外にもこんな感じだったのね~そんなに音も聞いていたほど大きくなかった し、いや~音がおもしろかったわ! 真剣な検査なのに、ちょっと楽しんでしまいました(汗) 産婦人科外来へ戻り、いよいよ教授先生の診察です。 院内 LANで送られた画像を見ながら、あっさりと・・・ 「う~ん、これは手術して取らない限り出血は止まらないね~」 子宮内の画像をプリントアウトしてくれて・・・ 「ここが子宮でその中に筋腫がすっぽりとあるでしょ?う~ん、だいたい5~ 6センチくらい?かなぁ~手術はお腹をこのように縦に切って、子宮も切って 取り出すという感じなんだけどね」と書いて説明してくれました。 「結局のところ手術は、ここでいいのかな?」と先生。 まあ、手術を前提に考えていたのでこれ以上の転院はしたくない私は・・・ 『ここでお願いします!』ということで、この病院での手術が決定しました。 しかし・・・日程を決めるにあたりこの時点で問題がありました。 ☆手術日程を決めたかったけど・・・(義母が倒れる) 木曜日の教授診察の時に、ホントだったら摘出手術を決めたかった。 しかも、年内に・・・でも、年内にできない事情があった。 あ、実際には病院の予約が年内一杯で手術は緊急以外できない状況だったけど。 前の病院を退院したその日の夜に、義母が倒れたんですが・・・ 運ばれた時には「心肺停止」状態で、病院の努力でとりあえず命は取り留めた のですが、意識不明の重体が続いてました。 時々危ない状態にもなりましたが、人工呼吸器と点滴でなんとかもってました。 そこで私の手術の予定を入れたら、その時の精神状態が一杯一杯のピコにさら なる追い討ちをかけてしまう。 (私の手術等すべてが終わった後、ピコが「あの時、お前がとりあえず退院し ていてよかった。お前も入院してたら俺は、どうしていいか分からず気が狂っ ていたと思う」と言ってました。) とりあえず義母の事を説明して、先生に手術は1月くらいを予定して詳しい日 程については次回の予約日(12月)に決めると言うことで、日程は保留。 義母が倒れた事で、私が入院をしていたこともバレてしまったんですが、義姉 達に入院を言ってなかったことでかなりしかられました。 「そんな大事なことなぜ言わないの??」って一番上の義姉は特に・・・ 義姉自身も私達が結婚する前に婦人科系の手術をしてました。 普段、会ってもあまり話をしなくて正直恐い人だと思っていたから、 この時ばかりは一番心配してくれてびっくりしました。 ま、その後も一番気を使ってくれるのですけど・・・ 教授診察の時に、今現在飲んでいた薬を説明したあと、さらに鉄剤をもらう。 こちらの鉄剤は、いつも飲んでいた「フェロミア」じゃなくて以前飲んだこと のあるカプセルの鉄剤でした。(薬名ちょっと分からないです・・・) 止血剤は「アドナ」「トランサミンカプセル」が前の病院でもらったのがまだ あるから出血がひどいようならそれを引き続き飲むことになった。 次の週、また出血がひどかった。 また病院に行き、診察を受ける。今日の初診外来担当は、初めて会うY2先生。 (Yの頭文字の先生、当時この病院には2人いたんですよ・・・(汗)) 若いセンセイ~♪(私は、ちょっと好み・・・(爆)入院中もこの先生の担当 の時はうれしくてもう赤面モノでした(笑)この先生には内診が偶然にも内診 が当たらなかったんですよね~よかった。) とりあえず血液検査をするが、思っていたほどヘモグロビン(貧血)数値は下 がっていなかった。この先生は、「これ以上、値が下がるようだったら緊急手 術も考えられるから」と言い「今の状態だったらまだ大丈夫だから」と言われ 帰宅する。止血剤&鉄剤を飲んで様子をみる。 仕事の方も、体調悪いながらもなんとかこなしていた。 周りの協力もあって、仕事の方に集中させてもらっていた。 体調がよければ残業もしていた。 11月中は、その後体調も落ち着き病院行くことはなかった。 ☆義母の死と(むかついた!)手術日決定まで 12月に入りました。 その初めの日曜日、なんか胸騒ぎがして・・・偶然にも私の体調もよかったの で、退院後初めて義母の入院している病院へ行きました。 義母が寝ている個室(この時はICUから出ていました)に入ると、おびただ しい数の機械や点滴の中義母は寝てました。私が退院した夜に倒れて、それか ら2週間も意識不明なので、顔は多少むくんでいますが、あとはまったくと言 っていいくらい静かに寝ています。ピコから聞いていたのと、実際見るのとで はかなり現状は違っていました。 人工呼吸機の助けを借りてたしかに呼吸はしているけれど、ふっ!とした拍子 にぱっちりと目を開けて「みんな何してんの?」と言いそうな感じ。 ホントに今にも起きそうな感じで静かに寝ていました。 自分の体調もだけど、義母の容態もすごく心配だったんです。 最初の文にも書きました、なんか胸騒ぎがして・・・と書いたのは、この時を 逃したらもう義母に会えないと思ったのです。 ・・・3日後、私の予感が現実にになりました。 義母は、意識が戻らないまま亡くなりました。 慌ただしく通夜、告別式とあっという間に義母を送りだして・・・ その間、なんとか体調も持ちまして、やっと(というか)自分の事に集中でき るような感じになりました。義姉からも「かあさんの事は気にしなくていいか ら、あとはminikoちゃんの体を最優先に考えて!」とありがたい言葉を受けて 翌週、手術の日程を決めることにしました。 この日はとっても寒く、朝から大雪でした。 外来も雪のせいか少ないこと少ないこと(笑)この日はピコが一緒についてく れました。今日の外来は手術の日程を決める目的。 すでに年内は、やはり一杯だということだし、年末年始はなるべく家で過ごし たい意向もあったので、1月15日に手術をすることで予約を入れました。 入院日程は、その2日前の13日からということ、開腹なので術後10日はみ て欲しいということで入院期間は2週間~3週間程となりました。 しかし・・・今日の予約担当医師だったO先生の言い方がすごく嫌だった。 「手術をするんならすぐにでも予約しないと、すぐに日程がうまっちゃうよ!」 全然心がない、とてもイヤな言い方でした。ホントに・・・ あのね~電子カルテにも書いてあると思うけど~前回の診察の時の次回の特記 事項に「12月9日、手術日程打ち合わせ」って書いてあるでしょ? それにそんな言い方しなくたって・・・と思いますがね。 まあ、ここの病院も前に書いている通り1担当制ではないようなので仕方がな いと思うけど。イイ感じはまったくしなかった。 冷たい言われ方したときにピコが「そっちが手術が混んでいるから予約を早く しろとかって言ってないじゃないか!」って怒鳴りそうになりましたが(汗) ピコも以前、肘の軟骨を取る為にJ医大病院へ入院する際、色々とトラブルが あったから、大学病院にあまりイイ印象は持ってません。 (大学病院に限らず、病院すべてなんだけど。。。) ピコはその後「入院したら、その先生の評判を聞いておけ」と言ってました。 たぶん、看護婦とかにも評判よくないだろうって・・・(笑) (看護婦さんには聞けなかったけど、たしかに患者さんには評判悪かったです 回診に来てもすごく高飛車な感じで・・・嫌でした。入院中、あの先生の診察 に当たらなくてよかったと思ってます) 次の予約は、手術前検査ということで一番最初に外来で診てくれたY先生にな りました。通院してみて思ったのは、このY先生と前回急患で診てくれたY2 先生が一番印象がよかったなぁ~ 手術はこの時点では、どの先生が執刀するかは聞いてなかった。 せめて、今日の先生にはなって欲しくない。とピコと話していました。 自分の命を預けるのだから、信頼できる先生にお願いしたいのが正直なところ 正式に決まるまでは、ちょっと不安だった。 |